シアトルへ行って来た!その4: シアトルとワシントン州の愛称 ビクター・ステインブルエック・パーク(Victor Steinbrueck Park )

パイクプレースマーケットのサイン

シアトルレポートの4回目です。

前回に続き、シアトルダウンタウンのパイクプレース(Pike Place)の界隈を散策した時のことについてレポートします。

シアトルとワシントン州の愛称


いまさらですが、シアトルのニックネームをご存知ですか? エメラルドシティ(Emerald City)と呼ばれることが多いようです。多分、シアトルは緑が多いからでしょう。

ちなみにシアトルがあるワシントン州の愛称はエバーグリーンステート(Ever Green State)です。

ワシントン州は雨量が豊富で低い木や草原を常緑(エバーグリーン)に保っているのが愛称の理由のようです。

ワシントン州の車につけられているナンバープレートに EVERGREEN STATE の表示があるように、エバーグリーンステートはワシントン州の愛称として広く使われています。

でも不思議なことに、州から公式に愛称として採用されているわけではないそうです。

ビクター・ステインブルエック・パーク(Victor Steinbrueck Park )


ちょっと脱線しましたが、前回レポートしたスターバックスコーヒー1号店(パイクプレース店)から海に向かって少し歩くと、ビクター・ステインブルエック・パーク(Victor Steinbrueck Park )という公園があります。

広さは3,000平方メートル(908坪)なので比較的小さな公園です。

シアトルの住民、周辺で働いている人達、そして観光客でいつも賑わっています。

ビクター・ステインブルエック・パーク(Victor Steinbrueck Park )看板


この公園の生い立ちを少し調べてみました。もともと、この地にはワシントン州の州兵本部がありましたが、1962年に火事があり、それを機会に建物を取り壊して跡地に高層マンションやホテルなどを建設する計画が持ち上がりました。

しかし、パイクプレース地区などのシアトルダウンタウンの歴史保存運動家達による反対があり、その中の一人としてシアトルの建築家であったビクター ステインブルエック氏も立ち上がり、歴史保存運動に尽力したようです。

この場所は、大変長い時間を経て、土地の所有者も色々変わった末、火事から20年後の1982年にようやくマーケットパーク(Market Park) という名前の公園に再生されました。

その後、ビクター ステインブルエック氏は1985年に亡くなってしまったのですが、彼の功績が称えられて、公園は彼の名前を冠したビクター・ステインブルエック・パーク(Victor Steinbrueck Park )に改名されました。

ビクター ステインブルエック氏は、その他にも、シアトルのランドマークであるスペースニードルの建設にも関わっており、シアトルの建築界に多大な功績をもたらしたようです。


トーテムポール


トーテムポール
ビクター・ステインブルエック・パーク(Victor Steinbrueck Park) には、2本のトーテムポールがあります。(写真はそのうちの1本)

高さ約15メートルのとても高いトーテムポールです。

トーテムポールの右下に人が座る椅子が3個ありますが、それとの比較、

あるいは、トーテムポールから右に突き出ている部分に鳥が2羽とまっていますが、その大きさとの比較で考えると、かなり大きなものだということがお分かりになると思います。

このトーテムポールの設計者は何と前述のビクター ステインブルエック氏で、彫刻は James Benderという方が担当したようです。

Crowne Plaza Seattle-downtownでの朝食


ビクター・ステインブルエック・パーク(Victor Steinbrueck Park )の散策を終えて、朝食を食べるために、Crowne Plaza Seattle-downtown に徒歩で戻りました。



Crowne Plaza Seattle-downtownでの朝食 Crowne Plaza Seattle-downtown フレンチトースト

そんなに特筆するような朝食ではないですが、写真を撮ったので一応載せさせて頂きます。

朝食を終えたら、タクシーでシアトルタコマ国際空港に向かいます。


シアトルタコマ国際空港のANAカウンター


シアトルタコマ国際空港のANAカウンター

これで今回のシアトルレポートは終了です。お疲れ様でした。

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